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 那須の週末住宅

栃木県那須町 敷地1259u 延床面積189u 木造2階 別荘 竣工2007年

薪ストーブと土間の家 −日常を逃れて大自然の中でゆったりとした時間の流れを楽しむー

敷地は道路より最大で12m程度上がっている傾斜地でクヌギ・コナラなどの落葉広葉樹林。
当面は週末住宅として住まい、将来はこの地に永住するというクライアントの希望を踏まえた住宅です。外観は国立公園内の基準により制限され、屋根は茶系色のフッ素樹脂塗装ガルバリウム鋼板、外壁は杉板張りとなっています。湿度が極端に高い地域のため高床式の基礎として床下の通風を考慮しています。1階は土間・個室・水回りを配し、2階に周囲のロケーションを楽しめるリビング空間。1階土間は薪ストーブを中心にワークデスクも備え多目的に利用できる落ち着いた空間となっています。2階はたくさんの友人を招いてゆったりと過ごせるオープンなリビング空間です。リビング中央の大きな吹抜けは、1階の気配と共に薪ストーブの暖気を伝えてくれます。また1・2階にはそれぞれロケーションを楽しむ屋外デッキを備えています。この家は新たな「土間空間」のあり方を追求した家でもあります。